読んだり、食べたり、あきらめたり

つぶやきの保存。主に本や食べ物について。読んだ本の感想は読書メーターに投稿しています。

名前をおぼえられない

どうも、年々、人の名前をおぼえられなくなっている。
小説を読んでいても、映画を見ていても、登場人物が多いと、わけがわからなくなってくる。
特に、おぼえられないのが海外の作品。
まだ、馴染みのある欧米の作品で、登場人物が少なければ何とかなるけれど、北欧だとか、韓国や中国となると、これ、誰???となってしまって話に入っていけなくなってしまうのだ。
誰???と思うことで作品に向かう集中力が途切れてしまう。

映画だと、画面にその人物が出ていて名前を呼び合い話しをしているシーンは大丈夫でも、その人物たちが、そのシーンにいない画面上に登場しない人物のことを話していたりすると、それは、誰の話してるの?
その○○って、誰???となって、これも集中力が途切れてしまう。
よく、テレビのバラエティ番組であるように、いない人物の話しをしている時には、画面の隅に顔写真と名前を表示してもらいたい……と思ってしまう。
まぁ、名前をおぼえて見ている人にとっては、画面の隅にそんなものが出て来たら邪魔だとは思うけれど……。

ミステリは、巻頭に登場人物表が書いてあるので、わからなくなったら戻って見ることが出来る。
とても助かる。とてもありがたい。
ミステリ以外では、あまり登場人物表が付いている本が無いので、わからなくなると、何かヒントが地の文か会話文の中に出て来ないものだろうかと思いながら読むけれど、大抵は、その願いも虚しく打ち砕かれ、誰なのかわからないままその人物が文中から退場してしまう。
自分の記憶力の衰えを棚に上げて、今のは、誰だったんだよーーーっ!!!!?と叫びたい気持ちをこらえて、続きを読む。
登場人物の名前を覚えていなくても、おもしろい作品は、おもしろい……。
でも、これ、ちゃんと誰が誰か把握して読んでいたら、もっとおもしろかったのではないかしら?というモヤモヤした気分が残ります。