会いにいったけれどきみはいなかった
きゅうりのぬか漬けとはんぺん、鶏団子鍋で酔鯨熱燗。
『いつも手遅れ』は、ちょっと脇に置いて『高丘親王航海記』を……。
あまりにも苦戦するのでネットで検索してみると「アントニオ・タブッキ(の文章)は歌だ」と書いている人がいて、ヒントをもらったようで少しだけ読めるようになった。
物語を求めずストーリーではなく、その言葉を歌のように音楽のように読んでいく。
慣れないので難しい。
活字中毒になったのがミステリからなので、つい、伏線が回収されること、登場人物の正体が明かされること、謎が解かれることを念頭に置いてしまう。
そうではない文章もあるのだ。
果物を主食に出来たら、どんなにいいでしょう!と思いながら、柿を食べる。
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