ドッペルゲンガー?
昼ごはんを買いに行く途中、弟のそっくりさんを見かけた。
ヘルメットで目元はわからなかったけれど、顔の輪郭や、鼻、薄いヒゲのしょぼしょぼとした無精髭や、背格好がそっくりだった。
本人に確認したら違う(その場所にはいない)と言う。
ちょうど、連絡の来た父にそのことを話すと「ドッペルゲンガーや!」と言うので、ドッペルゲンガーの出てくる小説を読みたくなって、芥川龍之介の『二つの手紙』を読んでみたのだった。
- 作者: 芥川竜之介
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ドッペルゲンガーに追い詰められたのか?
正気を失いかけていたがゆえに見た幻覚だった?
妻は、どうなったのか?
全ての謎は謎のまま……気になる。北村薫さんに、推理小説として、この謎を解いてもらいたい。