自分が面倒くさい人間のくせに、考えたり動いたりするの面倒くさがってはあかんわな
図書館で引き取ってきた予約本。
ついでにクリーニングも引き取ったので、すごい荷物になってしまった。
『「狂い」の構造~人はいかにして狂っていくのか?』読んでいると、第一章「面倒くさい」は「狂い」のはじまり……あわわわわ……何でも、一度に用事を済ませようとしてごごごごめんなさい。
今はさ、年間に3万人が自殺する時代なんでしょ?戦争状態ですよ、そんなの。いわゆる脳内三次世界大戦みたいなもので毎年働き盛りの人たちがバンバン死んでる。もし、それが本当の戦死だったらきっと騒ぐよね。3万人、例えばイラクに派兵して3万人が戦死してるんですって言ったら、たぶんすごい問題になると思うんだけど、自殺だからまったく問題にされない不思議ですよ。
「面倒くささ」っていうのは狂気の孵卵器=おかあさん
「面倒くさい」それと弟分としての「疲れた」ね。
やっぱり一番効いたのはあれですよ。春日先生の「部屋掃除しろ」ってアドバイス。
ファミリーとしての病理が一人の犠牲者のところに集中すれば、それでほかはみんな立つ瀬ができたりするわけだから。

- 作者: 春日武彦,平山夢明
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2007/08/30
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